ローゼンメイデン館 ☆ 壁紙

水銀燈(すいぎんとう/MercuryLampe)

ローゼンメイデン・オーベルテューレ,PEACH-PIT,アニメ,TBS,幻冬舎



声−田中理恵/能登麻美子
フロンティアワークスによる先行発売のドラマCDと
その後のアニメ以降で担当声優が違う。

「ローゼンメイデン」シリーズの第1ドール。
人工精霊はメイメイ(紫色)で、性能はホーリエと互角。

また、原作では後に蒼星石のローザミスティカを奪った為
レンピカ(蒼星石の人口精霊)も従えている。

普段の口調は相手を小馬鹿にするような猫撫で声だが、
本気になると感情的になる。

冷酷非情で好戦的な性格だが、契約者・柿崎めぐに対して気遣いを見せる。
アリスへの執着心が非常に強い。

服装は逆十字の柄が入ったアシンメトリーのオーバースカートの付いた
凝ったスカートに、黒と白の編み上げドレスに薄紫色のバラの飾りがついた
黒のロングブーツを履いている。

背中には変異自在な黒い翼が生えており、空も飛べる。

アニメでは服の色が黒から藍色に変更され、
ヘッドドレスのリボンも原作では左右2本ずつ、
アニメでは1本ずつとアニメと原作との外見での差異点が
他の姉妹に比べ格段に多い。

髪は長い銀髪。

瞳の色は原作では赤だが、アニメでは桃色に近い。

戦闘では背中に生えている黒い翼を使い、
羽を弾丸の様に飛ばして相手を切り裂いたり、
ダーツの様に狙った場所を突いたり、羽を対象に纏わりつかせて動きを封じたり、
翼で自分の身を覆い防御をしたりする。

アニメでは、翼を龍に変貌させたり、
翼や羽を青い炎に変えて燃やしたり、自分の息吹で蒼星石を吹き飛ばしたり、
バリアのようなものを張ったり、羽を集めて剣を召喚したりする技も披露。

原作では、背中から翼が突き破るように生えていた。

契約無しでも、勝手に人から力を奪うことが出来るなどの特性があり、
他の姉妹とは一線を画す。

ローゼンを誰よりも深く愛する反面、その分愛に飢えている自分を認めることになり、
「私は実はジャンクなのでは?」と情緒不安定になることもあった。

また、雪華綺晶からは「愛に縛られている」と指摘されている。

雪華綺晶にめぐを攫われ、2人の後を追ってnのフィールドへ突入した所で終わる。

第二編では、雪華綺晶に「めぐをもらい、
代わりのマスターとローザミスティカを渡す」という取引を持ちかけられたが拒絶、
真紅とは別の方法でまかなかった世界にやって来た。

めぐを気にかけているためか、力は使わないようにしている。

真紅とは相変わらず険悪だが、ケンカはどこか子供じみており、
結局まかなかったジュン、真紅と同居している。

その後、ジュンが携わった演劇に現れた雪華綺晶からめぐを取り返そうと対決する。

アニメでは、第一期最終話で腹部が無い未完成品であることが判明。

だが、真紅はローザミスティカを奪わなかった為、第二期第6話で復活。

復活後は薔薇水晶と組んで真紅達を襲うが、
最期は薔薇水晶の攻撃から真紅を庇い、ローザミスティカを奪われた。

だが、終盤でローゼンに修理され復活。

腹部も付け足された様子。

特別編では本来、未完成品だったが、
ローゼンを想うあまりローザミスティカ無しで動きだした。

ローゼンが姿を消してから、彼を探して彷徨っていた所、真紅の前に現れる。

腹部が無く立てなかったが、真紅の協力で歩ける様になる。

その後、好奇心から真紅の後を追った際、アリスゲームに巻き込まれ、
正式なローゼンメイデンと勘違いした蒼星石に倒されたが、
ローゼンからローザミスティカを貰い、ローゼンメイデンとして復活。

しかし、今まで唯一信頼していた真紅からは認めて貰えず、
自分は今まで不完全な存在として哀れんでいたと思い込み、
怒りのあまり背中から生えた翼で真紅を攻撃。

そして、ローゼンから唯一貰った彼女のブローチを奪って破壊し、
真紅ではなく自分がローゼンに最も愛されていると主張。

そのため、怒った真紅に「ジャンク」と罵られ、完全に決裂。

以来、彼女とはライバル関係となり、今に至る。

小説版では相変わらずの非情さを見せるが、
冒頭でジャバウォックの襲撃を受け撤退を余儀なくされる。

その後、借りを返すという名目で、
最後の戦いにおいて密かに援護を送っている。

終盤、めぐにジャバウォックの形をした指輪を渡した
「親切な人」と面識がある様に描かれていた。

「乳酸菌摂ってるぅ?」は、
第8話の脚本担当の岡田麿里の発案と松尾監督などが証言しているが、
シュールなシーンと水銀燈の台詞にギャップがあった為に一部のファンで評判となり、
流行したものと思われる(台詞としての印象は強烈だが、
実際はさりげなく発したもの)。

その後も勢いは衰えず、関連イベントから派生した
ラジオCD 『水銀燈の今宵もアンニューイ』 など、幾つかのパロディにも
水銀燈とヤクルトなど乳酸菌飲料が絡むネタが多く登場し
(演じた田中理恵がジュン役の真田アサミと共に2007年2月に開催された
台湾でのイベントに出演した際にも、
地元ファンにもそれが認知されていた程である)、
現在では水銀燈の最も有名な台詞の1つとして幅広く浸透している。

アニメ第1期では敵役としての登場だったが、
総じてアニメ第2期以降や特にドラマCD内などではめぐやくんくんなども絡み、
敵役になりきれないキャラとしての色彩が強くなっている。

更に、先述の 『水銀燈の今宵もアンニューイ』 では、
(ソロCD版から参加の)本編以上に掴み所のないキャラと化した
めぐにペースを乱され、本編と比べてキャラが崩壊気味になっている
(言うまでも無くこのシリーズは番外編という位置づけである)。

彼女の熱狂的なファンを「水銀党員」と呼び、
その集まりを「水銀党」と呼ぶことがある。

また、水銀党員からは「銀様」と呼ばれている。
タカヒロなど、業界関係者にも水銀党員を自称する者がいる。


アニメ第2期公式HPで行われた人気投票の結果は翠星石に次いで第2位であった。

ローゼンメイデン・オーベルテューレ,PEACH-PIT,アニメ,TBS,幻冬舎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

すいぎんとう/Mercury Lampe

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